Building QVTK with Visual Studio
VTK 6.3.0(VTK-6.3.0.zip)をダウンロードしてファイルを解凍する。(C:\VTK-6.3.0)
http://www.vtk.org/VTK/resources/software.html#latestcand
https://github.com/Kitware/VTK/tree/v6.3.0
以下の手順を参考にQt 5.5.1(qt-everywhere-opensource-src-5.5.1.zip)をビルドする。 https://gist.github.com/UnaNancyOwen/dbc0506332caeb906c14
Qt 5.5以降はQtWebKitが非推奨となり、Qt 5.6からは削除されます。
そのため、VTKの以下のフォルダを削除します。
* VTK 6.3.0ではこの手順が必要ですが、以降のバージョンでは不要になる可能性があります。
ソースコードの入力先とソリューションファイルの出力先を指定する。
[Configure]を押してターゲットとなるVisual Studioを選択する。
各種設定を行う。
(GroupedとAdvancedにチェックを入れるとわかりやすい。)
Ungrouped Entries
BUILD
CMAKE
Module
* VTK/VTK_Group_Qtにチェックを入れるとまとめて指定される。
OPENGL
VTK
[Add Entry]を押して以下の設定を追加する。
Name: | CMAKE_DEBUG_POSTFIX |
Type: | STRING |
Value: | -gd |
Description: |
[Generate]を押してソリューションファイルを出力する。
Visual Studioを管理者権限で起動してVTKのソリューションファイル(C:\VTK-6.3.0\build\VTK.sln)を開く。
(Visual Studioを管理者権限で起動しないとINSTALLが失敗する。)
VTKをビルドする。(ALL_BUILD)
VTKをインストールする。(INSTALL)
IF(BUILD_TYPE MATCHES Debug)
SET(VTK_INSTALL_QT_PLUGIN_FILE "QVTKWidgetPlugin-gd.dll")
ELSE()
SET(VTK_INSTALL_QT_PLUGIN_FILE "QVTKWidgetPlugin.dll")
ENDIF()
環境変数VTK_DIRを作成してVTKのパス(C:\Program Files\VTK)を設定する。
環境変数QTDIRを作成してQtのパス(C:\Program Files\Qt (or C:\Program Files (x86)\Qt))を設定する。
環境変数Pathに;%VTK_DIR%\bin;%QTDIR%\binを追加する。
VTK 7.1.0(VTK-7.1.0.zip)をダウンロードしてファイルを解凍する。(C:\VTK-7.1.0)
http://www.vtk.org/VTK/resources/software.html#latestcand
https://github.com/Kitware/VTK/tree/v7.1.0
Qt 5.8.0(qt-opensource-windows-x86-msvc2015_64-5.8.0.exe)をダウンロードしてインストールする。(C:\Qt\Qt 5.8.0) https://www.qt.io/download-open-source/
ソースコードの入力先とソリューションファイルの出力先を指定する。
[Configure]を押してターゲットとなるVisual Studioを選択する。
各種設定を行う。
(GroupedとAdvancedにチェックを入れるとわかりやすい。)
Ungrouped Entries
BUILD
CMAKE
OPENGL
VTK
[Add Entry]を押して以下の設定を追加する。
Name: | CMAKE_DEBUG_POSTFIX |
Type: | STRING |
Value: | -gd |
Description: |
[Generate]を押してソリューションファイルを出力する。
Visual Studioを管理者権限で起動してVTKのソリューションファイル(C:\VTK-7.1.0\build\VTK.sln)を開く。
(Visual Studioを管理者権限で起動しないとINSTALLが失敗する。)
VTKをビルドする。(ALL_BUILD)
VTKをインストールする。(INSTALL)
QVTKWidgetPluginは静的リンクライブラリを生成する設定の場合にはプロジェクトが生成されません。
一時的に動的リンクライブラリを生成する設定でソリューションファイルを出力、QVTKWidgetPluginを生成します。
(QVTKWidgetPlugin以外のライブラリは静的リンクライブラリでも構いません。)
CMakeでBUILD_SHAREED_LIBSにチェックを入れてプロジェクトを生成する。
VTKのソリューションファイル(C:\VTK-7.1.0\build\VTK.sln)を開く。
QVTKWidgetPluginのプロジェクトのみRelease構成でビルドする。
ビルドが成功すると以下の場所にQVTKWidgetPluginが生成される。
QVTKWidgetPluginを以下の場所にコピーする。
環境変数VTK_DIRを作成してVTKのパス(C:\Program Files\VTK)を設定する。
環境変数QTDIRを作成してQtのパス(C:\Qt\Qt5.8.0\5.8\msvc2015_64 (or C:\Qt\Qt5.8.0\5.8\msvc2015))を設定する。
環境変数Pathに;%QTDIR%\binを追加する。