Note
2015年11月17日からインスタグラムの提供しているAPIの仕様が大幅に変更されました。
仕様変更する前までは、インスタグラムのアカウント所有者であれば誰でも、開発者登録をするだけでAPI機能の全てを使用することができましたが、今回の変更で、APIの正式利用にはインスタグラムにレビューの申請をして承認されることが必須となりました。
また、17日以前に作成したアプリケーション・サービスについても、2016年6月1日までに申請し承認されなければ、自動的にテスト(サンドボックス)モードに切り替わるようです。
英語でしか表記のなかった規約の一部を日本語に翻訳したので、まとめておきます。
そこまで英語力が高くないので、間違っている箇所や不明な箇所がありますので、わかる方教えていただけると助かります。
また、意訳も多く含んでいますので参考までにご参照ください。随時追加・修正予定です。
インスタグラムプラットフォームとドキュメントを更新しました。2015年11月17日以降に作成されたアプリケーションは、サンドボックスモードで、また、新たに更新されたAPIレート制限と動作に基づく機能で起動します。ライブモードに、つまりアプリケーション開発者ではない他の人が使用できるようにする前に、これらのアプリケーションは新たなレビューを通る必要があります。詳しくはAPIドキュメントか変更履歴を読んでください。
2015年11月17日より前に作成されたアプリケーションは全て、2016年6月まで継続されます。2016年6月より後には、アプリケーションがレビューを承認されなかった場合、自動的にサンドボックスモードに移行します。以前のAPIドキュメントはこちらより閲覧可能です。
インスタグラムAPIプラットフォームは自動でなく、信頼でき、クオリティの高い以下のようなアプリケーションやサービスを構築するために使用できます。
APIプラットフォームを使用する前に、知っておいていただきたい幾つかのガイドラインがあります。全てのプラットフォームポリシーを読んでください。以下は概要になります。
インスタグラムプラットフォーム上で作成された全ての新しいアプリケーションはサンドボックスモードで起動します。このモードのアプリケーションはどのようなAPIエンドポイントも使用できますが、ユーザーとメディアの数に制限があります。これはアプリケーションの開発やテストに有効です。
ライブモードに切り替え、インスタグラムの全てのコンテンツにアクセスするには、レビューにアプリケーションを提出し、承認される必要があります。レビューを受ければ、アプリケーションごとに承認された権限範囲のユーザーに対してリクエストができるようになります。これによりアプリケーションは、対応した権限がレビューを受け承認されない限り、幾つかのAPIエンドポイントを使用できません。
インスタグラムコミュニティにとって信頼でき一貫性のあるものであることをレビューにより確実にすることができます。アプリケーションレビュープロセスは、自分のコンテンツがサードパーティアプリケーションによってどのようにシェアされているかをコミュニティメンバーがより詳細ににコントロールするための手助けと、これらのアプリケーションがサービスに正しく準拠して構築されることを目的としています。
2015年11月17日より前に作成されたアプリケーションは2016年6月までにレビューへ提出されなければいけません。サービスが中断するのを防ぐために、遅かれ早かれプロダクトをアップデートし提出作業を開始することをお勧めします。
提出結果は同じPermissionタブに表示されます。提出されたものを私たちがレビューするまで、再び提出することができないので注意してください。
提出においては、リクエストしている許可のそれぞれが、どのような有効なユースケースの一つに分類されるかを説明する必要があり、そのため本当に必要としている許可のみをリクエストするようにしてください。例えば、インスタグラムとの統合アプリケーションを構築する場合は、初めのユースケースに分類され、basic許可のみ必要となります。
ユースケースについてのより多くの情報を提供しているので、ログイン許可ドキュメントを読んでみてください。
提出が拒否されましたが、正しいユースケースです。どうしたらいいでしょう。 拒否される理由は全て、その提出がアプリケーションを査定するのに情報不足であることです。これは提出が短すぎるか、重要な情報が抜けているか、良いスクリーンキャストを用意できていないか、ウェブサイトが動作していないかなどの理由により起こります。再びレビューに提出する前に、アプリケーションが何をするのか、どのようにそれぞれの許可を使用するのかの、量が多く明快な説明を用意してください。また、動画スクリーンキャストを用意し、全てのプラットフォームポリシーに準拠していることを確かめてください。
提出内容には何を書くべきですか。 提出内容は、アプリケーションが何をし、申請している許可がなぜ必要なのかを明確に理解できるよう、十分に長くなければなりません。提出内容が短すぎたり、全体の全ての部分を説明していないと、アプリケーションを理解し承認することができません。例えば、提出内容はあなたのアプリケーションや企業が何をし、許可されているどのユースケースに該当し、誰がアプリケーションを使用し、どのようにアプリケーション認証をし、製品を拡張するためにどのようにAPIを使用し、インスタグラムから取得したデータを製品の中でどのように使用するのか、などです。
動画スクリーンキャストでは何を表示すればいいですか。 動画スクリーンキャストは提出内容においてとても重要な箇所で、省略できません。動画では、アプリケーションの動作、インスタグラムへのログイン過程と、リクエストしている全ての許可の使用を含み、わかりやすく示してください。アプリケーションがサンドボックスモードのままですので、製品の使用例にはサンドボックスユーザーからのデータを使用してください。
自分の会社は複数クライアントと働いていますが、提出はプロジェクトごとに必要ですか。 一度きりのプロジェクト(例えば、ハッシュタグキャンペーン、イベント、ウェブサイト)には許可を出していません。全ての製品に渡って一つのclient_idを使用すべきです。
間違えてしまった場合、提出を取り消せますか。 進行中は提出をキャンセルできません。新しく作る前に、提出がレビューされるのを待つ必要があります。
OAuth2.0の仕様は全てのユーザーからリクエストしたアクセスの範囲を指定することができます。承認された全てのアプリケーションは初期設定で基本的なアクセス権を持ちますが、一般ユーザーのコンテンツを取得したり、ライクをつけたり、コメントをしたり、つながりを管理したりするようなアクセ権の拡張を望む場合、認証リクエストの範囲をしていする必要があります。これらの拡張的な承認を仕様するためには、はじめにレビューに対してアプリケーションを提出する必要があります。現在提供している範囲は以下の通りです。
認証の際に必要な範囲のみをリクエストしなければなりません。将来的に追加の範囲が必要になったら、追加の範囲が加えられた認証URLをユーザーに示すことができます。ある範囲に対して認証されていないアクセストークンでリクエストを実行しようとした場合、OAuthPermissionsExceptionのAPIエラーメッセージを受け取ることになります。
一度に複数の範囲をリクエストするには、単にスペースで範囲を区切ります。URL中ではスペースを「+」として置き換えます。つまりlikesとcommentsの許可をリクエストする際には、パラメータは以下のようになります。
scope=likes+comments
空のscopeパラメータ(scope=
)は誤りになり、scopeを省略するか、空でないscopeリストを指定しなければなりません。
サンドボックスモードにおいては、アプリケーションは全ての許可にアクセスでき、テストのためにどの範囲を持つアクセストークンでも作ることができます。しかしながら製品でこれらの範囲を使うには、アプリケーションはレビューを通る必要があり、与えられた許可を承認される必要があります。アプリケーションの許可はアプリケーションのユースケースと直接関係した承認を受けることができます。
あなたは、自分のユースケースに位置付けられた許可のみをリクエストすべきです。
サードパーディアプリケーションを介して個人が自身のコンテンツをのシェアするのを助けるもの: basic
このユースケースは、例えば、人々が自身の写真を印刷できるようにするアプリケーションのように、自身のコンテンツを取得するために全ての一般ユーザーがインスタグラムにログインするのを許可するアプリケーションであるということを意味しています。このユースケースに分類されるアプリケーションはbasic許可のアクセス件のみを持つことになります。
ブランドや広告主が自身のお客さんとデジタルメディア権利を理解し、管理するのを助けるもの: basic
, public_content
, comments
, relationships
, likes
, follower_list
このユースケースは、ブランドと広告主に制限され、一般ユーザーにシステムへログインをさせる製品を意味していません。製品は複数のブランドや広告主(例えば、ソーシャルメディア管理プットフォーム)、または単一のブランドや広告組織内の複数のユーザー、そのどちらをもサポートしなければなりません。
放送局や出版社がコンテンツを発見し、メディアのデジタル権利を取得し、適切な権利の元にメディアをシェアすることを助けるもの: basic
, public_content
, comments
このユースケースは、放送局と出版社に制限され、一般ユーザーにシステムへログインをさせる製品を意味していません。この製品は複数の放送局や出版社、または単一の放送局や出版組織内の複数のユーザー、そのどちらをもサポートしなければなりません。
以下は、我々がサポートしていない幾つかのユースケースになります。
ウィジェットのインストール
ウェブサイトにウィジェットをインストールしている場合、許可レビューに提出する必要はありません。ウィジェットの幾つかはクライアントIDを作成するよう訪ねてくるかもしれませんが、ウィジェットを動作させるためにレビューを提出する必要はありません。あなたの機能はサンドボックスモードで動作を続けることが可能であり、ウィジェットは直近の20のメディアにアクセスすることができます。
一度きりのプロジェクト
あなたがウェブサイトやその他のシステムを構築する代理店の場合、一度きりのプロジェクトとして作られた仕組みに対して許可を与えることはできません。複数のプロジェクトにまたがるサービスとしての製品やウィジェットを構築することに興味がある場合、複数のプロジェクトにまたがり使用できる単一のクライアントIDを提出することになります。
個人的なウェブサイトへのコンテンツの表示
もしあなたが開発者で、インスタグラムのコンテンツをウェブサイトに表示したい場合、アプリケーションをレビューに提出する必要はありません。サンドボックスモードでの仕組みを使用することで、許可をもらったサンドボックスユーザーの最新の20メディアにアクセスすることができます。
インスタグラムAPIを利用することで、このポリシーに同意するものとします。当社は、予告なしに、随時、このポリシーを変更する権利を保有していますので、定期的に確認してください。 インスタグラムAPIを使用を継続するには、すべての変更の受諾したことになります。インスタグラムのコミュニティガイドラインのインスタグラムの規約に同意し、準拠していることを保証する責任があります。
私たちは、いくつかの種類のアプリやサービスを支援するために、インスタグラムAPIを提供しています。まず、インスタグラムの会員が彼らのコンテンツをアプリやサービスで共有することができるようにするため、APIを提供します。また、ブランドや広告主がユーザーのことを理解・管理し、コンテンツ戦略を組み立て、デジタル著作権を得るようなアプリやサービスを支援します。最後に、放送局や出版社がコンテンツを発見し、メディアのデジタル著作権を取得し、ウェブを埋め込み使用してメディアを共有するのに役立つためにインスタグラムAPIを提供しています。インスタグラムAPIは、その他の種類のアプリやサービスのために作られていません。私たちはサポートをするこれらの種類のアプリやサービスに対しては、以下の項目と情報も適用されます。
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